人気キャバ嬢ほど、アフターをうまくかわすのが得意です。そして上級者になればなるほど、アフターをうまく営業につなげるすべを知っています。正しいアフター対策を知って、安全に効果的な営業ができるよう努めましょう。
アフターってなに?
アフターとは、勤務が終わった後にお客さんと外で会うことです。深夜営業のバーなどが一般的ですが、ホテルに誘われてしまうこともあることから、アフター自体を禁止にしているお店もあるほど危険です。
しかし、その日指名が立て込んでいてあまりおしゃべりできなかった場合は、フォローとしても使えます。お客さんにとって、お気に入りの子と二人だけの時間は特別なもの。上機嫌な姿が目に浮かびます。人気キャバ嬢ほど、アフターを有効利用してお客さんの心をつなぎとめています。
アフターは個室NG、制限時間を決める
アフターが入ったら、どのように行動するのがベストなのでしょうか。基本的に、お客さんと二人きりの空間をつくるべきではないことは、同伴時の注意点と同じです。個室居酒屋やカラオケ店に入る、お客さんの車に乗るなどは「お店のルールだから」とやんわり断りましょう。自分から店を指定するのがベストです。
ただし、アフターが同伴と違う点が一つあります。それは、後に出勤時間がないことです。お客さんもそれは了承済みですから、朝まで独占したいと考えることでしょう。先手必勝で、あらかじめ「1時間だけなら一緒にいられる」などと制限時間を宣言しましょう。あくまで軽く明るく言えば、お客さんの気持ちを害しません。
アフターを断るなら「身内のせいにする」「勉強したいと言う」のがベスト
アフターは面倒だから基本的に断りたい、そう思っているキャバ嬢は多くいます。でも多くの人が、アフターの断り方に頭を悩ませているはずです。人気キャバ嬢がアフターを断るとき、実践していることがあります。それは、「断る理由を具体的に、納得できるものにする」ということです。
「明日、朝が早いから」「この後、用事がある」という断り方は一番ダメなパターンです。お客さんだって、明日朝早いし、家に帰って寝なければならないところを誘っているのですから、自己中心的だなと嫌われてしまってもしょうがありません。
人気キャバ嬢なら、アフターができないことを上手に身内のせいにします。「親との約束だから終電で帰りたい」に始まり、「一緒に暮らす母が心配で」「同居してる妹が熱を出していて」など、家族思いが伝わるような理由は、お客さんの機嫌を損ねません。
すでに一人暮らしがバレている場合は、将来の夢を叶えるために勉強の時間をつくりたいことを告げましょう。独立したいから経理の勉強をしている、美容系の資格を取りたいなど、自分の未来のために頑張るという姿勢を見せれば、お客さんだって応援したくなります。
そんなに何回も断れないよ……そんなときは複数アフター/h3>
アフターをと言われて何度も断ってしまうことが続くと、お客さんがお店から離れてしまうことになりかねません。でも、どうしても危険なにおいがして、アフターはしたくない……そんなときは、「同僚のキャバ嬢と3人でなら」と、複数アフターを持ち掛けるのが効果的です。二人きりにならないため、危険性はぐっと低くなります。
危なそうなお客さんが来る日は、仲間のキャバ嬢に協力を前もってお願いしておくと失礼にあたりません。お互いさまで、そのキャバ嬢が同じ危機に陥ったら助けてあげましょう。
機嫌を直してもらうため、アフターに誘いたい!そんなときの会話術
指名が入りすぎて大忙しの日には、お客さんをフォローするためにアフターを持ち掛けたくなることもあるでしょう。そんなときでも、「今日は忙しくてあまりしゃべれなかったから、後で会おう」とストレートに言うのはNGです。営業色がずいぶん出てしまい、お客さんの気持ちは必要以上に冷めてしまうかもしれません。
また、「忙しい日は後で会ってくれるんだ」と印象付けるのは危険です。忙しければ忙しいほど、さまざまなお客さんをフォローしなければなりません。あなたの身体は一つです。「この前はあなたとだったから、今日は違う人と」などといったフォローをしなければならなくなったら最悪です。
キャストからアフターを誘うなら、「今日はもっとあなただけとおしゃべりしたい気分」と、特別感を伝えましょう。そして「お店の後、30分だけなら会えるよ。場所は●●で」と、自分でお店と時間を指定してしまうのです。会える時間を少し短めに伝えれば、次の日が早いお客さんも抵抗なく待っていてくれます。
まとめ
制限時間のないアフターは、多くのキャバ嬢にとってできれば避けたいサービスですが、人気キャバ嬢ほどアフターを有効活用しています。肝心なのはアフターに使うお店と制限時間、そして誘われたときのかわし方です。上級者になれば、自分から安全なアフターにお客さんを誘導することができるようになるでしょう。